
在宅勤務が増えたので格安で買えるデスクトップPCが欲しい。
できればモニタを2台置いても作業スペースを保持したいので小型だと良い。
値段だけ追求した「安かろう悪」かろうは嫌だ。
在宅勤務で自宅のPCを利用する機会が増えてきてはいませんでしょうか?
33220円から購入できるコスパ抜群な小型PCThinkCenterM75q-1を紹介します。
先日家でのデスクトップPC作業が増えたので中古でCore i3 8100のデスクトップPCを購入したのですが、ThinkCenter M75q-1を先に知っていればこちらを購入していました。
この記事を見ると以下のようなことがわかります。
- パソコンを選ぶ時の判断ポイント
- ThinkCenterM75q-1のお買い得度 (他メーカーと比較)
- 現在お得なThinkCenterM75q-1の買い方
【小型PC】ThinkCenterM75q-1のおすすめ【格安】

新規にパソコンを購入する場合、100台近くのPCを仕事や趣味で扱った経験から、購入するには以下のような点を注意して選択しています。
【ターゲット】ThinkCenterM75q-1が向いている人
● 書類作成・事務作業や趣味に利用する方
※ ゲーム・動画編集にはスペック不足です
● コストパフォーマンスを重視する方
● 値段だけ追求したモデルが嫌な人(Intel N4000、メモリ4GBモデルなど)
【機種選びの注意点】
- メモリが8GB以上 OSが64bitであること
- CPUがIntel Core i シリーズで第8世代以降
- CPUがAMD Ryzen 3,5シリーズで第2世代以降
- SSDであること(NVMe接続がより良い)
- ディスプレイコネクタが複数種類あること
- サイズと拡張性の選択を判断
【メモリ】8GB以上あること
現在のブラウザを取り扱うには8GBは必要になります。
4GBでもOSを起動して動作はしますが、長時間使ったりブラウザのタブを複数立ち上げたりすると、どうしても不安定になってしまいます。
Windows10の場合、OSが32bitの物が稀に有りますがメモリを4GB以上利用できないため避けたほうが良いと思います。
ちなみに、Windows10でChoromeだけ立ち上げてタブを4つ開くだけで3.4GBの利用量です。
メモリ4GBだと残りがほとんどなくなります。

※メーカー製のメモリがどうしても割高で納得行かない人は、価格Comや電気街で安く購入して後付もできます。ただし、自己責任でお願いします。
→省スペースPCはメモリサイズが違ったり低電圧版だったりすので・・・。
【CPU】Intel Core iシリーズ第8世代以降 又は AMD Ryzen3,5シリーズ 第2世代以降であること
Intel Core iシリーズを選択する場合、第8世代以降がおすすめです。
第7世代以前と比較して大きく性能向上されているためです。
末尾4・5桁の先頭が世代を表しています。
Core i3 | 8xxx | 第8世代 |
Core i5 | 9xxx | 第9世代 |
Core i7 | 10xxx 10xx | 第10世代 |
AMDRyzenを選択する場合、第2世代以降がおすすめです。
こちらも末尾4桁の先頭が世代を表しています。第2世代以降がおすすめです。
Ryzen 3 | 1xxx | – |
Ryzen 5 | 2xxx | 第1世代 |
Ryzen 7 | 3xxx | 第2世代 |
Ryzen5 | 4xxx | 第3世代 |
Ryzen第3世代は2020年に発売され、更に性能アップをしています。
ただ、発売されたばかりなのでちょっと割高です。(選択しても損はないと思います。)
具体的な指標としてPassMarkのベンチマーク結果を添えます。
Core i 5シリーズ、Ryzen5シリーズのベンチマーク結果において、コスパが良いものの比較です。
Core i5 9600 | 12850 |
Core i5 8500 | 12394 |
Core i5 7500 | 8102 |
Core i5 6500 | 7225 |
Core i5 4570 | 7077 |
Ryzen5 3500 | 12588 |
Ryzen5 3400G | 9930 |
Ryzen5 2500 | 13442 |
性能向上によりウィルスチェックなどが動いていても、気にならない程度に進化しています。
SSDであること(NVMe接続がおすすめ)
HDDよりもSSDの方がアクセスが速いです。
デスクトップPCの場合、CPU性能が良いためストレージ性能がボトルネックで足を引っ張らないようにSSDは必須です。
OS起動やアプリの起動、ウィルス対策ソフトのスキャンなど小さいファイルの読み込みが多く発生する場合に差が顕著になります。
NVMeはSSDの高速な転送規格になり、以前のSSDの規格SATAから使用時の性能が更に向上しています。
圧倒的にNVMeの方が速いです。
規格(規格なので実測ではないですが)では下記の違いが有ります。
- NVMe 4000MB/s が転送速度の上限
- SATA 600MB/s が転送速度の上限
現在発売されているSSDではSATAの転送速度上限以上の性能を発揮できることが多いです。
※NVMeが無い場合はSATAでも致命的に遅いわけではありません。
動画編集など巨大ファイルを扱わない場合、通常はランダムアクセスが多いです。
高性能(高い)SSDで無いとランダムアクセスにおいて600MB/sの速度を必要とするケースが少ないためです。
ディスプレイコネクタが複数あること
デスクトップPCは必ずモニタ接続をします。
デュアルモニタ接続を行うときは複数の端子が無いと行えません。
デュアルモニタの方が作業効率が良いです。
いざと言う時、小型PCは拡張性に弱点を持つため購入時の選択に注意が必要です。
現在発売されているデスクトップPCでは複数のモニタ用端子があることが一般的ですが、次の点で注意が必要です。
- 端子が1つでないこと
- 自分が所有するモニタの端子に適合すること。
もし自分のモニタが持つ端子と適合しない場合、AMAZONなどで変換コネクタを購入することができます。
- D-sub-HDMI
- D-sub-Displayport
- miniDisplayport マルチ変換コネクタ
- USB TypeC Thunderbolt対応 マルチ変換コネクタなどもあります
- DisplayPort-D-Sub ディスプレイポートからVGA変換
サイズと拡張性の選択
本体サイズは基本的に小さいほうが自宅のスペースを節約できるためお勧めです。
しかし、小型になるほど次の点がデメリットになります。
- 拡張性が低くなる
- 排熱が悪くなる
拡張性が悪い場合、将来に性能不足を感じた時に次のような事ができなくなります。
- ゲームをしたいので高性能ビデオカードを追加したい
- 動画編集をするのでメモリを追加したい
- 容量不足なのでSSD/HDDを追加したい
- 画面出力を増やしたいためビデオカードを追加したい
近年のCPUは温度センサを持っていて、温度が高くなるとパフォーマンスを落として温度を下げようとします。
そのため、排熱が悪いと負荷の高い処理時はあまりパフォーマンスが出ないことがあります。
小型になるほど排熱では不利になるため、性能が悪いように感じます。
そこで、自分の使い方と求めるサイズを選択することになります。
個人的な判断材料の一つです。
動画編集・ゲームは行わないため、パフォーマンスはそこそこに小型PCを買う。
3年・5年利用して、性能を求めることになったら中古屋・フリマに売却して新しいPCを買う。
ThinkCenter M75q-1は3万円台で購入できるので、3年~5年間利用して1万円位の売却になっても良いかなと思っています。
ThinkCenterM75q-1のコスパが凄い!【格安PC】
ThinkCenterM75q-1が圧倒的に安い
選択肢を満たすパソコンはたくさんあるのですが、ThinkCenterM75q-1が圧倒的に安いです。
3万円台前半で購入できます。
lenovoは数年前まで「ビジネスならThinkpad」と言われたIBMのトップブランドを引き継ぎしたことで有名なメーカーです
ThinkCenterM75q-1はそのLenovoから個人向け発売されているデスクトップ製品になっています。
》Lenovo公式 ThinkCenter M75q-1 カスタマイズページ
こちらのページで次のようにカスタマイズすると33,220円になります。(休日と平日、時期によって値段が変わるので違ったらすいません)
- M.2 ストレージ・カード → 128GB -12100円
- キーボード → キーボードなし -2200円
- マウス → マウスなし -1100円
- パーティカルスタンド → なし -1100円
- ツールレス → なし -1100円
- HDMI出力ポート → HDMIポート +1100円
他メーカーとの比較
他メーカーの似たような製品と比較します。
メーカー | Lenovo | Dell | HP | マウス コンピューター |
---|---|---|---|---|
製品名 | Think Center M75q-1 | Vostro 3471 スモール シャーシ | HP ProDesk 400 G6 SF/CT | LUV MACHINES AR420SN-M2S2 |
CPU | RyzenPro5 3400GE | Core i5 8400 | Core i3 9100 | RyzenPro5 3400G |
memory | 8 | 8 | 8 | 8 |
ストレージ | SSD128GB (NVMe) | SSD256GB (NVMe) | SSD128GB (NVMe) | SSD128GB (SATA) |
モニタ 出力 | DisplayPort HDMI | VGA HDMI | VGA DisplayPort | HDMI DVI-D D-sub |
サイズ mm | 34.5 182 179 | 92.6 293 290 | 95 270 296 | 170 403 360 |
価格 | 33220 | 49980 | 63030 | 52360 |
価格についてLenovoが圧倒的に安いです。
キーボード・マウス・スタンドを省くことで価格が下がる点が他のメーカーより良い点だと思います。
ThinkCenterM75q-1のデメリット
コストパフォーマンスの良い点に対して下記はデメリットになります。
33220円は付属品をなしにした場合の値段です。
一般的に付属される次のような物は全て外しています。
- キーボード
- マウス
- スタンド
- VESAマウント
- ツールレス
個人的にツールレス(手で回せるねじ)は好きなので、こちらから買うのもおすすめです。
拡張性が無い
筐体が小さいため拡張性は乏しく、排熱もデメリットになります。
※メモリは8GB×1枚で購入した場合は空きスロットが1つ残ります
まとめ ~ThinkCenterM75q-1【格安PC】~
ThinkCenterM75q-1はデスクトップPCを安く購入したい場合、おすすめです。
次のような点がメリットになります。
- 価格が安い 33220円程度
- Ryzen5 3400GE を搭載してCPU性能は普段使いでは快適性能
- 小型サイズで場所をとらない
》Lenovo公式 ThinkCenter M75q-1 カスタマイズページ
ノートパソコンを探している方は同じくLenovoのideapadがコスパが良くおすすめです。
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