

事務用で使うキーボードを探している。
どうも今のキーボードだと反応がわるい。
ミスタイプが多い。
在宅勤務などでキーボードを新しくしたいと思う方への紹介です。
在宅勤務の増加などで、自分のキーボードを使う方が増えています。
「在宅勤務、おすすめ」と検索するとたくさんのアイテムが出てきます。
私も便利だなと思うおすすめアイテムを記事にしています。
今回は、その中でもキーボードついてタイプ別におすすめを3つ紹介します。
5000円以下で買える、比較的コストのかからない範囲で選んでいきます。
■タイプ別キーボードのおすすめ
タイプ別におすすめのキーボードを紹介します。
- とにかく安い →メンブレン型のキーボードがおすすめ
- 机の上をすっきりさせたい →テンキーレス
- 打ち心地をしっかり感じたい → メカニカル型
- 打ち心地が良く静か →パンタグラフ型
基本はこちらの選択条件で選んでいけばOKだと思います。
■キーボードを選択するおすすめポイント

SEで15年以上仕事をしてきた中で、キーボードって直接ユーザーインターフェースに繋がるので、結構良し悪しがあるを感じます。
高い・安いではなくて良い・悪いです。
安くても良いものがたくさんあります。
仕事でも私生活でも使ってきた中で、選ぶ時にポイントになる点を次に紹介していきます。
キー配列が標準的な事
タイピングしていて自然に打てるキーボードがおすすめです。
自然ってなに?と思われますが、具体的には次のような点です。
WindowsユーザーとMacユーザーで異なりますが、標準と言われるキーボードがあります。
日本語配列と言われるもので、ほとんどのキーボードは日本語106・109と言う配列を基本に作られています。
例えば、標準と言われているのは次のような物です。
●ショートカットキーをよく使う人にとって、Ctrlキーが左下端にあるのが自然です
●変換をする時に押すスペースキーは中央下の親指が位置されるところにあるのが標準配置で自然です。
省スペース型にするため小さくしたりテンキーレスになると、全てのキーを配置するスペースが無くなり標準からズレれてきます。
そこで、次の点が最低限標に使えるかをチェックするようにしています。
ボタン | 配置 |
---|---|
全角/半角 | 左上 |
Ctrl | 左下 |
Enter | 2行分のサイズがある |
Space | Jボタン右側と同じ列まで幅がある |
矢印キー(→とか) | 小さくなっていないこと (↑・↓で1行になっていない事) |
ファンクションキー(F1とか) | 数字キーと別行で個別にあること |
PgUp,PgDn,Home,End,Delete | 個別にあること |
BackSpace | 右上 小さくなっていないこと |
テンキーについて
- グラフを作るためのデータを投入
- 見積などでお金の投入
と言った数字の投入が多いタイピングをしている場合、テンキーがあると素早く打てますよね。
事務用に利用する場合、数字の入力頻度でテンキー有/無しの差が大きくなります。
数値入力を多用する場合はテンキーがあったほうが圧倒的に有利です。
一方、数字の入力があまり多くない方はテンキーレスもおすすめです。
ポイントはマウスとの距離が短くなるため、マウス操作に移行する時間が少なくなるためです。
無意識にやっている方も多いと思いますが、テンキーレスにすることで机の上スペースのゆとりが大きいものです。
具体的な例でも、エンジニアが良く利用するMacBookProはテンキーがありません。(テンキーモードはありますが)
キーボードの打ち心地・タイプミスを減らしたい(構造について)
安物で薄いキーボードって、押し心地が無く、反応したりしなかったりしませんか?
結構タイプミスが多いとストレスたまりますよね。
5000円以下で買えるキーボードの大半がメンブレン構造を採用しています。
理由はコストダウンできるからです。
このキーボードの構造による違いで、押し心地や疲れ方にも差がでます。
メンブレン
デスクトップパソコンに付属されているキーボードは殆どこのタイプです。
特徴はキーボードをしっかり押し込むと反応することです。
キーが戻るためにはシリコン素材の反発力を使っていますが、これが特徴でシリコンを押して奥までタイプしないと反応しないことが多くあります。
また、耐久性が劣りますが価格が安いことも特徴です。
パンタグラフ
ノートパソコンに多く採用されている方式です。
ノートパソコンって薄いので浅いタッチでもキーボードがしっかり反応してくれますよね。
電車と同じあのパンタグラフと同じ構造で薄さを実現しています。
構造が複雑なため、分解すると壊れやすくメンブレンに比べて若干高くなります。
良い製品は静かで、薄いながらもキーを押した感触があります。
メカニカル
地獄のミサワのように「カチカチカチカチッパァァーーン」のイメージのように、しっかりとしたタイピング感があります。
金属製のスプリングで押したキーを戻すため、意外と押し心地や音とは裏腹にタイピングしていて疲れが少ないことが特徴です。
機械構造がしっかりしているため耐久性に優れますが、高いです。
1万円以上のものが多いです。
可能なら薄くて静かなパンタグラフ型や、しっかりとしたタイピング反応があるメカニカルキーボードを選択したいものです。
ちなみに、
・キー配列が自然
・テンキーレスで省スペース
・パンタグラフやメカニカル構造でしっかりとしたタイピング感がある
を満たすキーボードって殆どありません。
※東プレとかの1万円を超えるといいのがあるのですが・・・。
おすすめするキーボード3選
ロジクール KM275
とにかく安く済ませたい方向けになります。
無線でマウスも付属されて3000円以下で購入できます。
フルサイズキーボードで、キー配列も日本語の一般的なもので、タイピングに不満が出ることも少ないです。
ビット・トレード・ワン
メカニカルキーボードって1万円以上のものが多いのですが、メカニカルキーボードに対抗するべくメンブレン型を改良しているキーボードです。
タイピング速度を競う大会で優勝した女性が使っていたのが、何万円もするメカニカルキーボードではなく、本製品だったと言う逸話もあります。
バッファロー BSKBU14
パンタグラフ型で安価に買えるキーボードです。
特殊配置になりますがテンキーもついています。
おすすめキーボードのまとめ
ロジクールが標準的な配列でおすすめですが、省スペース性のある2製品も使い方によっては机の上がコンパクトになり、マウスが使いやすくなっておすすめです。
しかし、後者2点とも有線なので注意してください。
無線で配列が条件を満たすテンキーレスの物ってなかなか無いんですよね。
どうしても無線のテンキーレスが欲しい方はこちらもおすすめです。
(メンブレン型でストロークが長いためおすすめからは外しましたがキー配列は標準的でamazonの評判も上々です)
在宅勤務で利用するなら有線で机の後ろにもっていってしまうなどして一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
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