
- 老人ホームに入ったので家を賃貸にだしてみた
- 確定申告しなくてはならないけど、コロナウイルスが怖くて税務署行きたくない。
- ICカードリーダー? なんじゃ・・・それは?
サラ夫、ワシの分を申告してくれんかね

本人がやらなくてもよいのかな。
まぁ、一緒にやればよいか。
- ふるさと納税をした
- 医療費控除を申告したい
- 副収入がある (これ、ある人うらやましい)
- 資産運用の損を繰越したい (これ、遭遇したくなかった)
と言った場合、確定申告をしなくてはなりません。
しかし、税務署に行って確定申告をするのは大変ですよね。
今年は特にコロナウイルスが流行しています。
- 人が集まる (しかも熱気ムンムン)
- 密閉された空間
- 高齢者も多い
となると、できれば家から行いたいものです。
そんな方に、e-TAXがID・パスワード方式が使えるようになり便利になったので紹介します。
以前のようにICカードリーダが無くても大丈夫になっています!
※確定申告の書き方自体は書いていませんので注意してください。
e−TAXのID・パスワード方式が使えるようになりました。
今年、確定申告には次のような方式があります。
● 税務署に行って紙で申告 (e−TAXで事前印刷も可能)
● 税務署に行ってe−TAXから申告 カードリーダ/IDパスワード方式
● 家からe−TAX カードリーダ/IDパスワード方式
おすすめは家からIDパスワード方式のe-TAXです
なぜなら、e−TAXは以前、カードリーダ方式のみでした。
ICカード付きマイナンバーカードとICカードリーダーを準備して行わう方式で、準備作業にハードルがありました。
ICカードリーダーって、結構高くないですか? (しかもパソコンで認識しなかったりするし)
滅多に使うもので無いですから、しまった場所を忘れたりもします。
私も、一年に一度しかICカードリーダーを使わなかったので、毎年どこにしまったか探してしまい時間を費やしてしまうことが多かったです。
平成31年1月以降、手続きが簡略化されました。
● 従来のマイナンバーカードによるe−TAX ● ID・パスワード方式によるe−TAX
e-TAXに新たにID/パスワード方式が追加されました。
もちろん、これまでマイナンバーカードで申告していた人もID・パスワード方式に切り替えることができます。
ただし、ID・パスワード方式は事前申請が必要で下記が注意点になります。
- e−TAXの事前に、税務署に行き免許証などから本人確認をしてもらいます。
- 本人確認時「ID・パスワードの届け出完了通知」を発行してもらいます。
- 「電子申告・納税等開始届出書」を提出して「利用者識別番号(ID)」を取得します。
- 取得した利用者識別番号(ID)を使ってe-TAX申請を行います。
- 注意:IDパスワード方式は使えなくなることが有ります。
税務署に行ってID・パスワードを貰いましょう
役所関連の手続きって、どうしても「言葉」が分かりづらいですよね。
しかし、心配は無用でした。
私も税務署が空いている時に事前に調べて行きました。(1月後半)
いざ税務署につくと、どこの窓口に行けばよいのか割らず、税務署の人に聞きながらやりました。
税務署の人も、e−TAXが普及すれば2月〜3月の修羅場のような混雑が和らぐので、ちゃんと教えてくれます。
注意点は、免許証等の身分証明書を持参することくらいです。

e−TAXをID・パスワード方式で行いたいのです来たのが。(手続きさっぱりわかりません)

よくいらっしゃいました。
これこれを書いてください。
ここは、○○を書いてください。
ここ押して〜〜
次は、あそこの窓口に提出してください。
提出したら呼ばれるのをお待ちください。
手続き方法を完全に忘れてしまったくらいの私でも、ささっと即日発行してもらうことができました。1時間もかからなかったと思います。
ID・パスワード方式の届出完了通知をもらえますので、こちらに記載されている利用者識別番号がIDになります。
自宅からID・パスワード方式の届け出もできます
また、マイナンバーカードとICカードリーダを利用して届け出を申請することもできます。
こちらの右下に届け出があります。
IDパスワード方式は使えなくなることがあります
ID・パスワード方式は、マイナンバーカードが普及するまでの暫定措置で開始されたもののようです。
そのため、将来使えなくなる(マイナンバーカード・ICカードリーダが必要になる)日が来るかもしれません。
e−TAXを使った確定申告をして節税しましょう
ID・パスワードを取得したら、後はe−TAXを使って以前と同じように確定申告をするだけです。
ICカードリーダやマイナンバーカードは不要です。

あれれ。
利用者識別番号書いた紙どこしまったっけ・・・
ファイルに暗号化をかけてパソコンに保存しておくと、毎年探すことがなくなるかもしれません。
うっかり(自動で)クラウドにアップロードしちゃわないように注意してください。
ID・パスワード方式を使ってみて
e−TAX自体は自分の分を確定申告しましたが、マイナンバーカードと違いが気づかないくらいでした。(1年前の申告方法を忘れている)
また、家族もID・パスワードを取得している場合、e−TAXを一緒に行うことができます。(家族のパソコン環境を気にしないで良い)
毎年、税務署の特設会場に行っていた父親がコロナウイルスを気にしていたところ、ID・パスワード方式を昨年取得していたため自宅から簡単に行うことができました。
e−TAXは最初きちんと手続きができるのか不安でしたが、いろいろ確認しながら行いました。
しかし、自宅のパソコンからだと複数ウィンドウを開いて確認しながら行えますし、24時間いつでも申告できるのがなんと言ってもメリットです。
準備は最初大変そうな印象が有りますが、ID・パスワード方式ならマイナンバーカードやICカードリーダの導入という手間も省けますのでチャレンジしやすいと思います。
今回みたいに感染症が流行している時は、人混みの中で一日居なくてよいのはとても効率的なので、節税で家計節約目指す人は取り入れてみてはいかがでしょうか?
このブログでは家計節約についてのトピックを紹介しています。こちらの記事もおすすめです。
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