
月額2980円のahamoと格安SIMの費用・サービス内容を比較してみました。
ahamoとMVNOでシミュレーションした結果、値段差異とキャンペーンにより最大約32000円差でした。
MVNOは通話・通信料は品質が劣る割に値段の差分は少ないですが、キャンペーンが多いため1年くらいの利用だと結構差額が出てお得です。
長く使うとキャンペーンの恩恵も少なくなるので期間を決めて契約がよさそうです。
ahamoとMVNOの料金シミュレーション【比較】結構お得
キャリア契約をされている方は通信料を見て上がったな?と思いませんでしょうか?
キャリアの端末割引(Docomoだと月々サポート)が規制されて1年以上が経過して、24ヶ月などの割引期間が終了するためです。
月々サポートのような割引が終了すると通信料支払いが上がってしまいます。
■Docomo iPhoneXRの例 iPhoneXR 128GB 2457円×24回 の割引
iPhoneXR,Xsシリーズなどを始め端末購入の割引が終わると通信料があがってしまいます。
そこで、乗り換え先を検討するために1年位使うといくらぐらい違うのかシミュレーションして比較しています。
結果の概要は、次のような方はMVNOにすると結構お得になると思います。
- 通話をしない(SNSアプリで通話)
- 通信を3GB以内に抑えられる(Wifi環境にいることが多い)
- ミドル・ローレンジのスマホに機種変更予定がある
各社比較
主要項目の比較表を作成してみました。

基本プランの料金はUQモバイル3GBと同程度(1480円)になっています。
格安SIMを一部超えているUQモバイルは思い切った値下げだと思います。
キャンペーン・端末割引がお得
MVNOが最も強いのはキャンペーンです。具体的には下記のような物が多いです
- SIMとセットで端末割引をしている
- キャッシュバックがある
- 基本料○カ月割引がある
機種変更を予定している人はシミュレーション結果に加えて端末差額も見てみるとよいかもしれません。
特にOCNモバイルONEは高頻度で端末のお買い得キャンペーンを行っています。
OPPO RenoA や Xiaomi RedmiNote9S などミドルレンジ製品に強いです。
※キャリアSIMで安く端末を買いたい時はこちらをよく利用しています
※月額定額料が最もお得なのはmineoですが、現在キャンペーン等は未発表状態になります
通信上限容量がある(3Gなど)
容量が3GBを中心に比較してみました。
家にいて通信は使わないという方は1GBプランにするとさらに安くなります。
※ahamoと異なり上限超過時は200Kbpsや300Kbpsと低速になるため注意してください。
通話料定額は無い
格安SIMの標準プランは無料通話がありません。
定額通話オプションもサブブランドと比較して条件が悪いものが多いです。
- ahamo 5分かけ放題 0円
- UQ 10分かけ放題 700円
- y.u.Mobile 10分かけ放題 780円
キャリアの様な家族内通話料無料もありません。
通話が多いならキャリアやサブブランドがおすすめだと思います。
通信品質に注意
LTE対応なので回線がすいている時間帯は大きな問題にはならないと思います。
ただし、回線混雑すると品質が大きく劣化するので値段とトレードオフをする割り切りが必要です。
- 昼休み時間帯
- 通勤時間帯
- 人で混雑している場所
以前と比較して改善してきている格安SIMもありますが、キャリアと比べると値段なりの差があります。
個人的に混雑する時間帯が一番スマホ使っている時間なので・・・。
シミュレーション

シミュレーション1:通話をしない場合の例
通話定額オプションを契約しない場合の例になります。

通話を全くしない場合はデータ専用プランも考慮できますが、ahamoとの比較で音声SIMで比較してみます。
- y.u.mobileが安い。キャンペーンのキャッシュバックが大きいため。
- 他格安SIMもキャンペーンで2万円程度安くなる
- ahamoは5分以内の通話料が基本料に含まれるため、通話ができる。
通話を全くしない場合は格安SIMにすることで2万円~3万円程度安くなる効果があります。
ただし、電話をすると通話料が発生するので注意してください。
20円/30秒だと30分1200円です。
※1通話30分の計算になります。実際は通話毎の計算になるため更に増えると思います。
シミュレーション2:通話定額オプション有りの場合
通話定額オプション(10分定額)を契約した場合の例になります。

- 通話なしプランと比較して定額オプション分だけ差額が減っています。
5分以上10分以下の通話が多い人ならahamoとの差でメリットが受けられると思います。
月1000程度の差額なら通信品質と容量を気にしないahamoのメリットが良いかと個人的に思います。
シミュレーション3:24時間定額をつけた場合
通話定額オプション(24時間定額)を契約した場合の例になります。

- MVNOの多くは完全定額がありません。
ここまで来ると、月額基本料もahamoの方が安くなるので、キャリアの方が良いかと思います。
まとめ
シミュレーションしてみた結果、MVNOにする事で価格メリットは大きい傾向が確認できました。
特に通話をしない人・機種変更をする人に恩恵が大きい結果がわかりました。
■y.u.mobile
キャッシュバックが大きい。1年間継続利用できる条件を満たせば32500円近くの差額になる。
エンタメフリー(You Tube含)が有効なら通信容量3GBでも不足しないかもしれない。
■LINEモバイル
LINE通話をする相手とは無料通話が出来るため、通話なしプランでまかなえる。
端末キャンペーンがお得!機種変更するならおすすめ。
■mineo
新プランのキャンペーン発表待ち
他社に比べて通信容量が多い
やっぱキャンペーンが大きいですね。
楽天モバイルもおすすめ
楽天モバイルUNLIMITの提供エリアに入っていれば、楽天モバイルがおすすめです。
一番の理由は1年間無料キャンペーン中で費用がかからないからです。
キャリアからの乗換違約金を9500+3000円支払っても数カ月で相殺できます。
MVNOからの乗り換えでは、上限なしの通信量が獲得できます。
気に入らなければ11カ月で解約、MNPしてしまえばよいと思います。
2021年1月に新料金プランが発表されました。
1GB以内の利用料だと無料みたいです。
1年間は無料で利用できる点と、解約金無料のため通信品質が気にならなければおすすめです。
楽天モバイルのメリット
・一年間無料キャンペーンの値段
・電波がしっかり届けば通信速度もそこそこ
・AUエリアになっても、5GB上限・上限超過後1Mbps
・eSIMも対応
楽天モバイルのデメリット
・電波のエリアが狭い ~ほぼ都市だけ
・HPで対象エリアになっていても、電波の届きが悪いスポットがある
・セット販売されている端末が高め ※楽天スーパーDEALを有効活用すれば別
ahamoの比較についてはこちらの記事でも紹介しています
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