
家の光回線が遅い。
酷い時はWifi電波は3個表示されているのにネットに繋がらない。
と言った、家のネット接続が遅い悩みを持っている方への紹介です。
この記事ではIPv6対応プロバイダに変えることでネット接続を劇的に改善できた事例を書いています。
私はドコモ光を契約して5年たちますが、最初の3年は別の大手プロバイダを利用していました。
しかし、光回線にも関わらず次のような状況でした。
- 光回線なのにスピードテスト結果を測ったら1Mbpsだった
- 混雑時間帯にネット接続が急に切れた。ルーターを再起動しないと繋がらない
- ある日、家族から「家で仕事する時仕事にならない」と悩みを打ち明けられました
そこで対策を調べていたらIPv6接続にすることで改善できることを知りました。
早速IPv6対応のプロバイダ「GMOとくとくBB」に変更したところ劇的に改善しました。
ルーターもIPv6対応のルーターを無料レンタルしてくれたため費用もかかりませんでした。
有線だと常時400~600Mbpsの速度を手に入れることができました。
この経験から紹介します。
プロバイダをGMOとくとくBBにした理由
IPv6プラスで高速通信ができる【遅くならない】
IPv6プラス通信に対応するプロバイダに乗り換えることでネット接続を速くすることができます。
なぜ速くなるかは通信技術の話になり長くなりますが、誤解を恐れずに要約すると次のようになります。
- インターネット通信を行うために、全てのスマホやパソコンにIPアドレスが割り当てられる
- 最近まで、IPアドレスの割り振りはIPv4方式だった
- IPv4経路が混雑して渋滞状態になっている→「家電製品」「みんなスマホ・タブレットとか複数使う」「工場とかも使い始めた」
- IP増加に対応するべくIPv6が出来た
- IPv6用に作られたネット経路IPoEを使うと「まだ空いている」「接続するものが増えても良いように作っている」ため速い →IPoE対応プロバイダ
- IPv4しか使えないWebサイト・ゲームもあるので両方使えるほうが良い →IPv6プラス対応ルーター
ネット接続がおそい方、特に「夜になると遅くなる」言う方に効果があると思われます。
IPv6プラス対応の高速ルーターが無料でレンタルできる【速い】
Pv6プラス対応ルーターを無料レンタルしてくれるため選択しました。
なぜルーターが必要なのかと言うと、IPv6通信をするには端末・ルーター・プロバイダ・Webサイト全てがIPv6に対応する必要があるからです。
パソコン・スマホはよほど古いものでない限り対応しています。
ルーターは低価格・コンパクトさを重視したもの等はIPv6対応していない製品も多くあります。
ルーターは次のような観点で選定が必要です。
- 無線・有線とも1000Mbps以上に対応をしていること
- IPv6に対応していること
一部のプロバイダーではこの準備の悩みを解決してくれるために高性能ルーターを無料レンタルしてくれるところがあります。
私がGMOとくとくBBに決めたのは、このレンタルルーターが最も高性能だったためです。
参考:無線LANルーターの比較ポイント
- IPv6に対応する ← レンタル品は全部対応
- 有線LANの速度が1000Mbpsに対応する ← レンタル品は全部対応
- 無線LANの速度が速いこと1733Mbps,867Mbps等 ←GMOが一番速かった
- レンタルルーターのサイズ
ポイント:GMOからレンタルされたルーターは37カ月以上レンタルすると、返却不要になります。(貰える)
ドコモ光の料金タイプAであること【安い】
私が契約していたドコモ光のプロバイダー選択ではタイプAが最も安いです。
タイプBと200円の差がありますが、高いから速いということでもありません。
実際、私もタイプBの契約で遅くて悩んでいたところ、タイプAのGMOとくとくBBにして速くなりました。
ドコモ光のプロバイダー選択には次のような料金タイプがあります。
※2年契約ありの場合の値段です。
マンション | 一戸建て | |
タイプA | 4000 | 5200 |
タイプB | 4200 | 5400 |
単独契約 | 4300~ | 5500~ |
マンションでも一戸建てでもタイプAの方が200円安くなります。
値段とサービスに差があるわけではないので、良いプロバイダが複数あればタイプAから選ぶと良いです。
単独契約はドコモと請求を別にして契約するのですが、複雑で値段も高くなるためお勧めしません。
まとめ ~ 比較してGMOとくとくBBにしました ~
以上をまとめると次のようになりました。
GMOとくとくBBのレンタルルーターが最も性能が良かったため私は選択しました。
なお、ドコモ光に未加入の方は高額キャッシュバックキャンペーンもやっているようです。
ドコモ光のIPv6プラス対応プロバイダ一覧
プロバイダ名 | 速度期待度 (v6プラス対応) | 料金 (タイプA) | Wi-Fiルーター レンタル無料 |
GMOとくとくBB | ◯ | ◯ | ◯ |
@nifty | ◯ | ◯ | ◯ |
DTI | ◯ | ◯ | ◯ |
ぷらら | ◯ | ◯ | ◯ |
BIGLOBE | ◯ | ◯ | ◯ |
アンドライン | ◯ | ◯ | ◯ |
ic-net | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天ブロードバンド | ◯ | ◯ | ◯ |
ドコモネット | ◯ | ◯ | – |
タイガースネット | ◯ | ◯ | – |
01光コアラ | ◯ | ◯ | – |
スピーディア | ◯ | ◯ | – |
OCN | ◯ | – | ◯ |
@TCOM | ◯ | – | – |
AsahiNet | ◯ | – | – |
プロバイダをGMOとくとくBBにした結果
以上の検討結果、GMOとくとくBBにプロバイダを乗り換えて次のような結果が得られました。
有線LANで常時400~600Mbpsになりました【速い】
有線LANで接続したパソコンでGoogleスピードテストをすると常時400~600Mbpsの結果が得られるようになりました。
乗換以前は1Mbpsを下回ることもあったため、劇的な改善でした。
なお、スマホのほうは50Mbps程度でした。
レンタルルーターを目立たないようにブレーカーボックスの中に設置しているためだと思われます
朝・昼・夜の混雑時間帯も途切れることが無くなりました【遅くならない】
遅いと言われる夜の時間帯も遅さを感じることはなくなりました。
以前のように、ネットが遅くなり急に接続できなくなってルーターを再起動しないと接続できない事象はなくなりました。
仕事にならないという家族の悩みからも解放されたのが最も乗り換えて良かったことかもしれません。
無料ルーターでWifiアクセスポイント追加できました
レンタルするまで使用していた無線LANルーターを2階に設置することで、家中に電波が届き渡るようになりました。
レンタルルーターを1階のブレーカーボックスに設置し、それまで利用していた無線LANルータへカテゴリ6のLANケーブルで繋ぎました。
その結果、1階・2階両方にアクセスポイントが作れました。
そのため、電波が届きにくかった場所でも電波を捉えられるようになりました。
具体的に言うと、2階ではスマホのWIFIボタンが1個か2個だったのが、3・4個表示されるようになりました。
プロバイダ変更で気になる点
【ドコモ光】プロバイダ変更方法について【フレッツ光】

どうやってプロバイダ変更すればよいの?
ドコモ光のプロバイダ変更は、ドコモのコールセンターへ電話すれば対応してもらえます。
- ドコモの電話から151をダイヤルする
- フリーダイヤルにかける0120-800-000
のいずれかで依頼できます。
Wifiルーターをレンタルする場合はGMOのページから申込みが必要になります。
フレッツ光を契約している方はこちらのページからプロバイダ変更できます。
なお、ドコモ光の新規加入だと高額キャッシュバックをしているため、ドコモユーザーでフレッツ光の人はドコモ光への変更もおすすめです
プロバイダ乗換費用について

プロバイダー変更ってお金かかるんじゃないの?
高くならない?
私の場合、ドコモ光プロバイダ変更手数料で3000円必要になります。
私はもともとタイプBだったため、タイプAに変えることで月額200円安くなりました。
変更してから15カ月で元が取れる形になります。
レンタルルーターについて

レンタルルーターの設定方法は難しくない?
自分でできる?
初期設定は画像付きで紹介してくれています。
簡単な設定ですが、こちらの公式ページで機種毎に書いているのでわかりやすいと思います。

レンタルルーターはどれがいいの?
特にこだわりがなければエレコム製が最も高速通信に対応しているのでお勧めです。
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